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ご利用案内

リハビリテーション科

リハビリテーションについて

  • 医師・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理指導員の評価・診断をもとに、他部門と協力しながら業務を行っています。
  • 入所・通所・外来の利用者様に対して、基本的にはマンツーマンでの担当制となっています。年齢や対象となる障害に応じて、個別でのセラピーやグループ活動での関わりなど、各職種の専門性を生かした取り組みを行っています。
  • リハビリテーションが日常に活かせるように、ケースカンファレンスや日常生活の中で、専門職種としての視点から情報を提供すると共に、所属・関連機関(幼稚園・保育園・通所施設、学校、通所施設等)とも必要に応じて情報交換を実施しています。

外来リハビリテーションの流れについて

  1. 新規リハビリテーションは、主治医による初回評価オーダーで評価を行います。
  2. 医師、リハビリテーション科職員、心理指導員、医療ソーシャルワーカーによるリハビリテーションカンファレンスで評価結果を検討して方針を決定します。
  3. リハビリテーションを継続する場合は、頻度・目標・実施期間などを決めてリハビリテーションを開始します。
  4. 医師の経過観察で良いと思われる方や他機関での指導が適していると思われる方については、当センターでの継続指導を行わない場合もあります。
  5. リハビリテーションは3か月を一区切りとし、主治医は3か月間のリハビリテーション経過を踏まえて、継続・頻度の増減・中断・終了の判断をします。

理学療法

個々の年齢や身体状況に応じて、以下のような姿勢や運動に関する支援をします。

  1. 運動発達の促進
  2. 姿勢や歩行などの改善にむけた運動の練習
  3. 呼吸機能の改善にむけた取り組み
  4. 個々に適した姿勢の検討や指導
  5. 車いす、座位保持装置などの補装具の作製のための相談

作業療法

様々な活動を通して、身心機能の維持と向上を図ると共に生活環境を整え、豊かな生活のために以下のような内容の取り組みを行います。

姿勢・運動

  1. 日常生活活動や運動・遊びに必要な姿勢・バランス・運動パターンの支援。
  2. 様々な活動に必要な巧緻運動、両手動作、目と手の協調性の向上。

作業・活動

  1. 多種多様な感覚活動を楽しみながら対人的な反応につながる取り組み。
  2. 色々な道具や機器・環境設定を利用した作業や創作的な活動の支援。
  3. 食事・更衣など日常の生活に伴う動作の改善。
  4. 習に必要な学習基礎的な能力の支援。
  5. 遊びや活動を支援する自助具や教材の検討・作成。

食事・口腔機能

  1. 「食べること」「飲むこと」など食事に関する様々な問題に対して、多職種の専門職員と共に摂食ラウンド・摂食外来の食事指導に協力しています。

言語聴覚療法

一人ひとりのニーズに合わせて、次のような支援・指導を行っています。また必要に応じて、各種言語・心理検査や聴力検査を実施します。

コミュニケーションやことばに関して

  1. 遊びや活動を通して他者への意識を高め、やりとりを楽しむための働きかけ。
  2. 認知発達を促す働きかけ。
  3. ことばの理解力(聴く・読む)、表出力(話す・書く)の指導。
  4. 発声や発音、話し方に関する指導(構音障害・吃音など)。
  5. 様々な代替コミュニケーション手段・機器活用の支援。

食べること・飲むことに関して

  1. 多職種の専門職員と共に摂食ラウンド・摂食外来の食事指導に協力しています。

心理指導について

心理指導では、利用者様の生活をより豊かなものにするために多様な活動を通して一人ひとりへの発達支援を行っています。

入所の方への支援

  1. 個別
    主に認知機能を中心とした評価を行い、個々の発達やニーズに応じた関わりを通し、日常の生活や自己表現、余暇の広がりを支えます。
  2. 集団
    OT・ST等他職種とともに、利用者が他者への意識を高める、持っている能力を発揮し注目される経験を持つなどを目的に、グループ活動を行います。

外来支援

  1. 発達相談
    発達や行動に関する相談、生活につながるアドバイスを行います。
  2. 発達支援
    発達評価に基づき個々の発達に応じた療育指導を行います。

地域支援

  1. 地域連携
    近隣の乳幼児機関や教育機関と連携を取り地域における支援を行います。

摂食指導について

  1. 摂食外来
    • 外来患者様の「食べること」「飲むこと」など食事に関する様々な問題に対して、多職種の専門職員(医師・歯科医師・歯科衛生士・栄養士・言語聴覚士・作業療法士)と協力して摂食の指導を行っています。
    • 各専門職員の評価に基づいて指導方針を検討して、ご家族などに具体的な援助方法(姿勢・口腔に対する間接訓練・食事形態・摂食介助方法など)のアドバイスや練習を実施します。
    • 毎月 第1・3金曜日午後、第5水曜日午後に実施しています。
  2. 摂食ラウンド
    • 入所・通所利用者様の食事の安全と充実を図るため、病棟職員と各専門職(医師・歯科医師・昭和大学口腔衛生学の歯科医師・ 歯科衛生士・栄養士・作業療法士・言語聴覚士・病棟スタッフ)が連携して日常の食事や栄養の問題への対策を行っています。
    • 実際の食事場面を見ながら、課題や希望などを確認して、評価・検討の上で方針を決定します。
    • 毎月1~2回  第1火曜+不定期の火曜日12:00~12:40に実施しています。
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